国際シンポジウム
プロセス強化に向けて:反応と分離システムのマルチスケールな統合化
大会一日目(3月6日(月)) プログラムはこちら
次世代の化学工学に革新的発展をもたらすためには、単位操作の枠組みを超え、分野を横断したプロセス機能の統合化が必須です。さらに、ナノ材料合成やミクロな輸送現象、実生産プロセス設計等に関係するマルチスケール性も考慮すべきでしょう。Process Intensificationをキーワードとした本国際シンポジウムは、日本を含むアジア諸国から若手研究者を迎え、各々の研究分野から語られる展望を通じて新しいプロセス設計戦略について議論します。
CVDの反応工学:iCVDなどの新プロセス、応用展開と基礎的理解
大会二日目(3月7日(火)) プログラムはこちら
アジア国際賞を受賞された韓国KAISTのSung Gap Im先生をお招きし、iCVD (initiated chemical vapor deposition)法による高分子極薄膜の低温・均一製膜と、エレクトロニクス・生体医療などへの新展開をご講演頂きます。また、CVDプロセスの反応工学的解析と、その理解に基づいた合理的なプロセスの設計と開発、更には先端材料・デバイスへの展開を議論します。
グランドチャレンジ - エネルギー
大会二日目(3月7日(火))PM プログラムはこちら
世界化学工学連合は、グランドチャレンジという名称で、ケミカルエンジニアが地球規模の問題(水、エネルギー、食糧、気候変動)の解決に貢献できることを示すセッションをさまざまな機会で開催しています。化学工学会年会において、日本ではじめて本セッションを開催することとしました。