宝田 恭之(群馬大学)・古澤 毅(宇都宮大学) |
昨年度,2020年までにCO2排出削減目標を1990年比25%と宣言した我が国は,資源が乏しく石油・石炭等を輸出に依存している背景からエネルギー問題に直面しているだけでなく,更なるプロセスの高効率化・省エネ化,および新エネルギー技術の開発によるCO2排出量の削減が急務である。しかしながら,エネルギー問題を解決しつつ低炭素社会を構築する上で,必要不可欠かつ革新的な技術とは何か?は主題であるにも関わらず,その解は未だに見つかっていない。そこで,本シンポジウムでは様々なエネルギー転換技術の発表を募ると共に,同主題に対して多角的に論じたいと考える。