中垣 隆雄(早稲田大学)・古山 通久(物質・材料研究機構) |
地球温暖化対策の2050年のGHG80%削減目標に対し,空調・給湯需要が多い民生家庭業務や長距離を除く輸送部門については電化や水素など技術的な見通しは立っているが,1/3を排出する産業界では依然として達成は不透明である.本シンポジウムでは炭素の循環フローの確立と地中貯留以外の固定化による排出削減も視野に入れ,特に炭素が材料やプロセスに深く関わる産業にとっての脱炭素化へのヒントを探ってみたい.
シンポジウム番号・講演分類番号一覧
化学工学会 第84年会