企画紹介
各種企画のご紹介です。順次更新します。
ライブ配信併用セッション、一般公開シンポジウム、INCHEM TOKYO 2025の会場で実施するシンポジウムの一覧を冒頭に掲載しています。
ライブ配信併用セッション
- SV-1 第16回化学工学ビジョンシンポジウム 「化学工学会の専門領域「部会」が考える未来 〜人材育成、分野横断、産学連携〜」
- SP-1 [特別シンポジウム] ソウハツ × カガクコウガク
- SP-2 [特別シンポジウム] 化学工学分野におけるスタートアップの可能性
- SP-3 [特別シンポジウム] SDGs達成に向けた札幌宣言の実行 - 国際連携によるefficiency + sufficiencyの達成 -
- IN-1 [特別シンポジウム] 2050年 カーボンニュートラルへの道
- IN-2 [特別シンポジウム] CCUS検討委員会シンポジウム 〜近づく社会実装、プロセス設計の役割〜
- HQ-11 Japan-Korea-Taiwan Joint Symposium on Chemical Engineering
- HQ-12 女性技術者ネットワーク
- HQ-13 CCUS検討委員会シンポジウム
- SY-88 化学装置材料部会シンポジウム
一般公開シンポジウム
- IN-1 [特別シンポジウム] 2050年 カーボンニュートラルへの道
- IN-2 [特別シンポジウム] CCUS検討委員会シンポジウム 〜近づく社会実装、プロセス設計の役割〜
- HQ-12 女性技術者ネットワーク
INCHEM TOKYO 2025会場(東京ビッグサイト)で9月19日に実施するシンポジウム
- IN-1 [特別シンポジウム] 2050年 カーボンニュートラルへの道
- IN-2 [特別シンポジウム] CCUS検討委員会シンポジウム 〜近づく社会実装、プロセス設計の役割〜
化学工学ビジョンシンポジウム (SV)
- SV-1 第16回化学工学ビジョンシンポジウム 「化学工学会の専門領域「部会」が考える未来 〜人材育成、分野横断、産学連携〜」
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SV-1紹介チラシ
オーガナイザー: 小野 努(岡山大学)・下山 裕介(東京科学大学)・井上 元(九州大学)・植松 隆史(花王(株))・金 尚弘(東京農工大学)・笘居 高明(東北大学)・二宮 航(三菱ケミカル(株))・花田 汐理(三井化学(株))・日出間 るり(名古屋大学)・松田 圭悟(名古屋大学)・吉宗 美紀(産業技術総合研究所)・若林 里衣(九州大学)・渡邉 哲(京都大学)
化学工学会はその中の専門領域として14の部会を有します。各専門領域において学問としての深化と創造を推進するとともに、新たなブレークスルーを目指し多方面の交流活動を行っています。この部会活動を通じて考える、将来を見据えた人材育成、分野横断、産学連携等の現状と展望を共有し、次の時代の化学工学のために必要な課題等を議論していきます。また本シンポジウムを通じて、社会に貢献する化学工学の意義を発信していきます。
- プログラム(予定)
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- 化学工学会部会制度の説明・趣旨説明
- (九州大学) 井上 元氏
- 展開技術分野8部会による講演
- バイオ, 超臨界流体, エネルギー, 安全, エレクトロニクス, 環境, 材料・界面, 化学装置材料
- 基盤技術分野6部会による講演
- 基礎物性, 分離プロセス, 熱工学, 粒子・流体, 反応工学, SIS
- パネルディスカッション・話題提供
- ファシリテーター:(岡山大)小野 努氏・ (九大)井上 元氏
登壇者: 部会CT長・各部会長・その他
特別シンポジウム (SP)
- SP-1 [特別シンポジウム] ソウハツ × カガクコウガク
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オーガナイザー: 笘居 高明(東北大学)・日出間 るり(名古屋大学)・甘蔗 寂樹(東京大学)・田巻 孝敬(鹿児島大学)
VISION2036 Vision2"広い連携で社会変化に機敏に対応する"にあるように、社会の変化により迅速に対応し、実装に貢献するためには、既存の枠を越えた連携・融合、学術の結合、技術の結合を促進することが重要です。
現在JST創発的研究支援事業の支援を受け研究を進めている化学工学系研究者に、挑戦する学術の結合・イノベーションとその意義について講演をいただき、化学工学に端を発する新学術創成の可能性について議論します。
- プログラム(予定)
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- [招待講演] 研究労働者ではなく学者を目指そう
- (東京大学) 沖 大幹氏
- [依頼講演] 化学工学的アプローチにもとづくCO2電解による高選択的エチレン生成への挑戦
- (鹿児島大学) 田巻 孝敬氏
- [依頼講演] 新たな熱・炭素利用スキームの構築に資する水熱電気化学反応プロセス
- (東北大学) 笘居 高明氏
- [依頼講演] 複雑流体の特性を利用した化学プロセス創成への挑戦
- (名古屋大学) 日出間 るり氏
- [依頼講演] 磁性体の相転移を使った環境発電技術の創生
- (東京大学) 甘蔗 寂樹氏
- [依頼講演] 振動場を利用した成分分離効果の開拓と熱・物質輸送の光学計測
- (東北大学) 庄司 衛太氏
- [依頼講演] ナノ粒子の多様な物理化学性質を識別ラベルとして用いたバイオマーカーのマルチ検出手法の開拓
- (東京大学) 太田 誠一氏
- [依頼講演] インスタント細胞・組織の作製
- (東京大学) 西川 昌輝氏・ Song Fang氏・ 石川 太洋氏・ (理研)佐藤 繭子氏・ 豊岡 公徳氏・ (北海道大学) 田村 彰吾氏・(東京大学)酒井 康行氏
- SP-2 [特別シンポジウム] 化学工学分野におけるスタートアップの可能性
オーガナイザー: 井上 元(九州大学)・ 岡 弘樹(東北大学)・北川 尚美(東北大学)・後藤 雅宏(九州大学)・古山 通久(信州大学)・所 千晴(早稲田大学)・野間 円(東京大学エッジキャピタルパートナーズ)・松田 圭悟(名古屋大学)
持続的な経済成長の推進役として、スタートアップにかかる期待は大きい。政府は2022年を「スタートアップ創出元年」と位置付け、イノベーションの鍵となるスタートアップを5年で10倍に増やすことをめざし、5か年計画をまとめました。
このような中、IT技術を活用するテック系スタートアップだけでなく、社会の根深い課題を先端的な技術で解決するディープテックスタートアップに対する期待が高まっています。テック系のスタートアップは数か月の開発サイクルで数年での上市、5年程度でのIPOやM&Aでのエグジットを目指します。これに対してディープテックスタートアップは、製品上市まで長期間が必要となり、開発に必要な資本も一桁以上大きく、研究開発人材と経営人材のミスマッチ、研究開発人材と出資者とのディスコミュニケーション、など様々な課題に直面します。
本シンポジウムでは、スタートアップを取り巻く人財の課題、事業会社のオープンイノベーションへの取り組み、アカデミア発スタートアップの起業の課題、アカデミア発スタートアップの成長への挑戦などについて講演を頂戴する予定です。ディープテックのシーズをもつアカデミアの人材の集まる場である化学工学会の立場から、スタートアップを創出し、社会を変えていく可能性について議論します。
- プログラム(予定)
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- 企画趣旨、経緯とディープテックスタートアップをとりまく環境
- (信州大学) 古山 通久氏
- [招待講演] 「調達しない起業」から「成長と踊り場」、そして「バイアウトとその先」: 化学工学出身者が語る、スタートアップ経営の光と影
- 神谷 勇樹氏
- [招待講演] アカデミア連携VCの取り組みとこれから
- ((株)東京大学エッジキャピタルパートナーズ) 野間 円氏
- [招待講演] 技術+αで社会を変える―大学発スタートアップに必要な“土台”
- (大阪大学フォーサイト(株)) 長峯 志甫氏
- [招待講演] 研究開発DXの実現とスタートアップの役割 〜SoluVisionを事例として〜
- ((株)Material Doors) 白瀧 浩志氏
- [招待講演] 0→1の発見を1→100の生産につなげる「実用プロセス開発・イノベーションセンター」の取り組み
- (東北大学) 北川 尚美氏・ 福島 康裕氏・ 高橋 厚氏
- [招待講演] 100種1260株の藻類ライブラリーをベースとした、微細藻類バイオファウンダリーによるバイオものづくり
- (algal bio) 木村 周氏
- [招待講演] 素材から社会実装へ:VCの現場から見たマテリアル・スタートアップの可能性
- (UntroD Capital Japan(株)) 山家 創氏
- SP-3 SDGs達成に向けた札幌宣言の実行 - 国際連携によるefficiency + sufficiencyの達成 -
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オーガナイザー: 藤岡 沙都子(慶應義塾大学)・野田 優(早稲田大学)・若月 正明(日本化学工業協会)
国際的な連携のもとでSDGsの達成を目指す研究は、地球規模の課題に対応し、人々の「健康・安心・幸福」の実現に不可欠です。本シンポジウムでは、環境・社会的課題の解決に向けたパートナーシップの好事例に関する招待講演に続き、学生による国際共同ワークを通じた研究提案の成果を発表します。後半では参加者とのグループ討議を通じ、パートナーシップによって札幌宣言を実現するための要点を見出していきます。
- プログラム(予定)
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- 趣旨説明
- (慶應義塾大学) 藤岡 沙都子氏
- [招待講演] 宇宙からアジアの農地を見つめる=先駆的なリモートセンシング技術で社会課題を解決に導く=
- (千葉大学) 本郷 千春氏
- [招待講演] “足るを知る経済”からひも解く、日本企業の役割
- (メディエーター) ガンタトーン ワンナワス氏
- APCChE student programの趣旨説明
- (早稲田大学) 野田 優氏
- APCChE student program参加学生による研究提案
- 参加型グループ討議
- まとめ、化学工学会会長 永松氏からstudent program参加学生へ修了証授与
- (日本化学工業協会) 若月 正明氏
特別シンポジウム@INCHEM (IN)
IN-1およびIN-2は INCHEM TOKYO 2025会場(東京ビッグサイト)で9月19日(金)に実施します。芝浦工業大学豊洲キャンパスではありませんのでご注意ください。ライブ配信併用で実施しますので、オンライン聴講も可能です。
- IN-1 [特別シンポジウム] 2050年 カーボンニュートラルへの道 (INCHEM TOKYO 2025会場) [一般公開シンポジウム]
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IN-1紹介チラシ
オーガナイザー: 久保田 伸彦((株)IHI)・古山 通久(信州大学)・辻 佳子(東京大学)・中垣 隆雄(早稲田大学)・難波 正典(花王(株))・古屋 武(産業技術総合研究所)・水口 能宏(日揮ホールディングス(株))
カーボンニュートラルの達成のためには、どんな社会にすべきかを検討・設計し、必要なプロセスを想定し、適切な要素技術を求めていく必要があります。化学工学会では地域産業および地域コミュニティとの連携強化により具体的なケーススタディ、カーボンニュートラルに必要な技術や学問体系の展開・深化の検討を進めております。
2020年3月以降、年会、秋季大会ごとに開催しております本シンポジウムですが、今回も、エネルギー・環境イノベーションとその社会実装について、INCHEM TOKYO 2025会場にて9月19日(金)午後、招待講演、パネルディスカッションを実施いたします。今回は、「カーボンインディペンデンス(炭素自立)ビジョン:CO2排出削減が困難な産業の循環経済への変革 ver.3」の公表、および、その実現を目指す上での課題を産業間で連携し、議論したいと思います。
参加費無料の一般公開シンポジウムとなりますので、化学工学が挑む未来社会について多くのみなさまとともに語り合い、この活動を通じて学会全体の分野融合研究の推進と学術の発展に貢献することを期待しています。
※一般公開企画(IN-1, IN-2, HQ-12)
のみに参加される方は、無料で聴講いただけます。
こちらから申し込みください。
- プログラム(予定)
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- 【主催者】カーボンインディペンデンス(炭素自立)ビジョン:CO2排出削減が困難な産業の循環経済への変革 ver.3
- (東京大学教授/化学工学会地域連携カーボンニュートラル推進委員会委員長) 辻 佳子氏
- 【招待講演】森を活かす製紙産業の未来戦略
- (王子ホールディングス(株)執行役員) 奥谷 岳人氏
- 【招待講演】セメント産業における脱炭素の取組み
- (住友大阪セメント(株)常務執行役員) 小堺 規行氏
- 【招待講演】日本鉄鋼業のカーボンニュートラルに向けた取り組み
- (東京科学大学特任教授) 村上 英樹氏
- パネルディスカッション
- ファシリテーター: (東洋エンジニアリング) 富永 賢一氏
パネリスト: (王子ホールディングス) 奥谷 岳大氏・
(住友大阪セメント) 小堺 規行氏・ (東京科学大学) 村上 英樹氏・
(花王) 難波 正典氏・ (信州大学) 古山 通久氏
- 閉会の辞
- (化学工学会会長) 永松 治夫氏
- IN-2 [特別シンポジウム] CCUS検討委員会シンポジウム 〜近づく社会実装、プロセス設計の役割〜 (INCHEM TOKYO 2025会場) [一般公開シンポジウム]
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オーガナイザー: 大場 茂夫(応用物性研究所)
※一般公開企画(IN-1, IN-2, HQ-12)
のみに参加される方は、無料で聴講いただけます。
こちらから申し込みください。
- プログラム(予定)
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- 化学工学会 CCUS/CN委員会企画 趣旨説明
- (応用物性研究所) 大場 茂夫氏
- [招待講演] 冷熱を利用する大気中二酸化炭素直接回収技術Cryo-DAC実証に向けた取り組み
- (名古屋大学) 則永 行庸氏
- [招待講演] カーボンニュートラル社会実現に向けたENEOSにおける合成燃料技術開発 〜合成燃料1BDプラント実証のご紹介〜
- (ENEOS(株)) 常岡 秀雄氏
- [招待講演] 製鉄所排出CO2を用いたCCUSプロセス高効率化のための技術開発
- (JFEスチール(株)) 紫垣 伸行氏
本部・支部企画 (HQ)
- HQ-11 Japan-Korea-Taiwan Joint Symposium on Chemical Engineering
主催: 国際交流センター
オーガナイザー: Fukushoma Yasuhiro(Tohoku Univ.)・Nishihama Syouhei(Univ. of Kitakyushu)・Umakoshi Hiroshi(Osaka Univ.)
- HQ-12 女性技術者ネットワーク [一般公開シンポジウム]
主催: 男女共同参画委員会
オーガナイザー: 熊切 泉(山口大学)・吉宗 美紀(産業技術総合研究所)・今村 維克(岡山大学)・三谷 誠(化学工学会)・高千穂 七瀬(化学工学会)
化学工学というコミュニティにおいて、女性はまだまだ少数派です。女性技術者が働きやすい環境は、老若男女が共に活きる社会につながります。昼休みの時間、ランチをとりながら女性技術者ネットワーク形成の成功事例を共有し、働きやすさについて一緒に考えましょう。化学工学会に集うすべての人を歓迎します。
※一般公開企画(IN-1, IN-2, HQ-12)
のみに参加される方は、無料で聴講いただけます。
こちらから申し込みください。
- HQ-13 CCUS検討委員会シンポジウム
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主催: 戦略推進センター CCUS検討委員会、基礎物性部会、分離プロセス部会、環境部会
オーガナイザー: 町田 洋(名古屋大学)・山田 秀尚(金沢大学)・高橋 伸英(信州大学)
二酸化炭素回収・貯留利用(CCUS)に関する講演を幅広く募集します。学生・若手研究者の優れた講演には賞を授与する予定です。
45歳以下が対象。賛同いただいた企業からの企業賞とCCUS検討委員会奨励賞。
- HQ-14 若手研究者が考える未来の化学工学研究
オーガナイザー: 宮川 雅矢(工学院大学)・松岡 光昭(関西大学)
全国で活躍する様々な分野の若手の研究者・技術者にお集まりいただき、ポスター形式でリラックスした雰囲気で研究・技術紹介と意見交換を行います。最新の研究や現場での応用など幅広い話題を提供し、未来の化学工学研究を、次世代を担う若手が活力にあふれた発想に基づいて発信していきます。さらには、研究者・技術者同士のコネクションづくりにも役立つ場を提供します。
部会横断型シンポジウム (ST)
- ST-21 [部会横断型シンポジウム] データ駆動型研究開発の最先端
9月16日(火) 9:20〜16:20,9月17日(水) 9:00〜12:00 CD会場
詳細プログラムオーガナイザー: 嶋田 五百里(信州大学)・金 尚弘(東京農工大学)・戸谷 吉博(大阪大学)・吉田 英昭(住友化学)・向田 志保(三井化学(株))・室賀 駿(産業技術総合研究所)・菅原 勇貴(東京科学大学)・杉澤 宏樹(三菱ケミカル(株))・夏 俊卿(福岡大学)
データ科学は実験科学、理論科学、計算科学に続く第4の科学として近年急速に発展してきています。化学工学の分野においても、蓄積された多くのデータや情報を駆使して優れた材料やプロセスを導き出すデータ駆動型科学の重要性はますます高まっており、多くの取り組みが行われています。本シンポジウムでは、多様な観点からデータ駆動型社会に向けて先駆的な取り組みをしている講演者に講演いただき、これからの研究開発について議論します。また、一般講演も募集します。
- ST-22 [部会横断型シンポジウム] 環境プロセス・材料の開発・設計におけるモデリング・シミュレーションの展開
オーガナイザー: 松本 秀行(東京科学大学)・福島 康裕(東北大学)・小玉 聡(東京科学大学)・松田 圭悟(名古屋大学)・堀江 孝史(大阪公立大学)
環境の改善(気候変動対策など)を意識しながら経済的発展(サーキュラー・エコノミー)も維持し続けられる社会の実現を目指したプロセスと関連材料の研究において、モデルベースの開発・設計戦略の発展と適用が求められています。本シンポジウムでは、環境プロセス・材料の開発・設計における最近の実験的解析ならびにモデリング・シミュレーション適用に関する研究発表を広く募集し、開発プロセス・材料の社会実装の推進に向けた討論をシステム論的な見地から行います。
- ST-23 [部会横断型シンポジウム] エネルギー貯蔵・変換デバイス開発の新時代 〜背景・技術・課題の共有と展望〜
9月16日(火) 9:00〜17:00,9月17日(水) 9:00〜12:00,9月18日(木) 9:00〜11:40 EG会場
詳細プログラム
オーガナイザー: 井上 元(九州大学)・福長 博(信州大学)・辻口 拓也(金沢大学)・田巻 孝敬(鹿児島大学)・多田 昌平(北海道大学)・金 尚弘(東京農工大学)
電気化学反応を主としたエネルギー貯蔵・変換デバイスを対象に、これまで部会横断シンポジウムを10年以上にわたって実施してきました。その間、「エネルギーの地産地消」、「再エネ連携」、「材料からシステムまでの総合科学」、「プロセス」、「計測・計算の連携」、「データ駆動の活用」について多くの発表と論議を行ってきました。今回は一般講演とともに、上記取り組みに関する現在の背景・技術・課題の共有と展望について議論します。
- ST-24 [部会横断型シンポジウム] バイオマスの熱化学・生物化学的変換の新展開
オーガナイザー: 松村 幸彦(広島大学)・小西 正朗(北見工業大学)・野田 玲治(群馬大学)・高橋 伸英(信州大学)
炭素中立な社会における炭素源としても、再生可能エネルギー源としてもバイオマスのエネルギー利用、マテリアル利用が注目を集めています。その利用には、熱化学・生物化学に基づいた化学工学的アプローチが求められています。本シンポジウムでは、技術の垣根を越えてバイオマスの有効利用技術に関する議論を行います。
- ST-25 [部会横断型シンポジウム] 分離プロセス産業セッション2025
オーガナイザー: 高羽 洋充(工学院大学)・中川 敬三(神戸大学)・南雲 亮(名古屋工業大学)・宮本 学(岐阜大学)
分離プロセス技術は、幅広い産業の基盤であり、環境保全や資源循環型社会の実現において重要な役割を担っています。「分離プロセス産業セッション2025」では、分離プロセス部会、反応工学部会、および産学官連携センターグローバルテクノロジー委員会が連携し、各分野における分離プロセス技術を企業よりご紹介いただく予定です。産官学の交流を通じて、学術・ビジネスの両面における技術力向上に貢献することを目的としたシンポジウムとする予定です。
- ST-26 [部会横断型シンポジウム] CVD/ALD・ドライプロセス −構造・機能制御の反応工学−
9月16日(火) 13:00〜17:20,9月17日(水) 9:00〜15:20 EE会場
詳細プログラムオーガナイザー: 西田 哲(岐阜大学)・藤原 翔(金沢大学)・筑根 敦弘(東京大学)・清水 秀治(大陽日酸(株))
CVDやALDなどのドライプロセスはエレクトロニクス、エネルギーデバイス、機能性コーティングなど様々な分野で重要な基幹技術となっています。特に近年は産業のコメとも呼ばれる半導体産業の重要性が再認識され、メカニズムの理解に立脚したプロセスの構築と制御が増々求められています。本シンポジウムでは、ドライプロセスを利用した薄膜形成、微粒子合成、微細加工の反応メカニズムを反応工学的見地より理解し、合理的で効率的な反応プロセスや反応装置を議論します。
- ST-27 [部会横断型シンポジウム] システム医薬のマルチスケール展開
オーガナイザー: 杉山 弘和(東京大学)・太田 誠一(東京大学)・矢作 直久(慶應義塾大学)
社会医療費のような長期的課題、新薬開発や安定供給のような短期的課題、再生医療・個別化医療のような先進技術課題。これらに取り組むにあたり、医薬のあるべき姿を見つめなおし、再定義するような議論が求められています。本シンポジウムでは、細胞からプロセス、社会レベルの最新研究に触れつつ、医薬を対象とするシステム的アプローチの役割について考えます。昨年に引き続き、時間・空間スケールを超えたシステムの連動性について議論を深めます。
- ST-28 [部会横断型シンポジウム] プロセス強化に資する反応と分離の可能性
オーガナイザー: 瀬下 雅博(地球環境産業技術研究機構)・原 伸生(産業技術総合研究所)
持続可能な循環型社会の実現に向けて、プロセス強化による化学プロセスの一層の高効率化・コンパクト化が求められます。分離と反応という異なる操作を統合した反応器においては、シナジー効果によるエネルギー効率の向上や装置小型化が期待されます。本シンポジウムは招待講演と一般講演で構成し、分野横断的な観点から、反応や分離膜の開発、反応器の設計・解析、応用展開について、幅広く討論を行うことを目的とします。
- ST-29 [部会横断型シンポジウム] 複雑化する環境問題解決に向けた化学工学的アプローチの最前線
オーガナイザー: 赤松 憲樹(工学院大学)・寺田 昭彦(東京農工大学)・末永 俊和(広島大学)
水・大気・土壌に関する諸問題は,カーボンニュートラルの実現と同時に解決しなくてはならず,化学工学的アプローチが不可欠です.本シンポジウムでは,複雑化・深刻化する環境問題解決を目指した革新的な分離材料やシステムに関する研究発表を歓迎します.今後の指針や展望についても幅広く議論します.若手研究者の積極的な参加をお待ちしています.
- ST-30 [部会横断型シンポジウム] プラズマプロセッシングの新展開
オーガナイザー: 田中 学(九州大学)・小林 信介(岐阜大学)・森 伸介(東京科学大学)
プラズマプロセッシングは新規材料合成や環境問題解決のための先端基盤技術として注目されており,プラズマによるナノ粒子合成,機能性薄膜の作製,表面処理,有害物質処理に加え,水素製造を含めたエネルギー分野などの幅広い分野に応用されています。本シンポジウムでは,プラズマプロセッシングの基礎と応用に関する討論をもとに,化学工学における新たな展開を探ります。なお,学生による優秀な発表に対して,プラズマシンポジウム最優秀学生賞を贈呈します。
部会シンポジウム (SY)
- SY-51 [基礎物性部会シンポジウム]
9月16日(火) 13:00〜17:00,9月17日(水) 9:00〜16:00,9月18日(木) 9:00〜12:20 CB会場
詳細プログラムオーガナイザー: 宇敷 育男(広島大学)・黒木 菜保子(お茶の水女子大学)・小松 博幸(新潟大学)・藤井 達也(産業技術総合研究所)
本シンポジウムでは、化学プロセスや機能性材料の設計・開発に必要な熱力学特性、平衡物性、輸送物性、界面物性などの化学工学に関わる物性について、また、それらに関連する実験手法や実験装置、機械学習を含むデータ解析、理論モデル、シミュレーション技術など、幅広い研究および技術開発に関する活発な議論を行うことを目的とします。
なお、学生会員による優れた発表には表彰を行います。
粒子・流体プロセス部会 部会サイト
- SY-52 [粒子・流体プロセス部会シンポジウム] 熱物質流体工学の最前線2025
オーガナイザー: 長津 雄一郎(東京農工大学)・日出間 るり(名古屋大学)・庄司 衛太(東北大学)・増田 勇人(大阪公立大学)・貝出 絢(山口大学)・金井 由悟(福岡大学)・内橋 祐介(住友化学(株))・三角 隆太(横浜国立大学)
化学装置内で起こる熱・物質・流体の移動現象を明らかにすることは化学プロセスの設計および運転において極めて重要です。近年、高度な計測手法および数値シミュレーション技術の発展により複雑な移動現象へのアプローチが可能になってきました。本シンポジウムでは、混相流、乱流、反応流、非ニュートン流体など移動現象の諸問題を対象とし、その計測ならびに計算技術の最新成果、および複雑な移動現象の解明に寄与する研究発表を行います。また、それらを応用した化学装置およびプロセスについての研究発表も行い、熱物質流体工学の将来展望について討論を行います。なお、研究発表で使用した動画作品は粒子・流体プロセス部会動画賞の対象として応募することができます。聴衆へ研究成果を効率的に伝えるためにも動画を用いた発表を推奨します。
- SY-53 [粒子・流体プロセス部会シンポジウム] 流動層の最前線2025
オーガナイザー: 押谷 潤(岡山理科大学)・立元 雄治(静岡大学)・清水 忠明(新潟大学)・綿野 哲(大阪公立大学)・桑木 賢也(岡山理科大学)・小林 信介(岐阜大学)・野田 玲治(群馬大学)・馬渡 佳秀(九州工業大学)
本シンポジウムは、流動層に関する学術的・技術的な情報交換と活発な討論を目的としております。流動層の基礎から応用に至る様々な研究のご講演、さらに企業での開発事業や実践的事例のご紹介などを皆様方から広く募集いたします。なお、本シンポジウムは、これまで化学工学会秋季大会とは別開催の第31回流動化・粒子プロセッシングシンポジウムに相当します。
- SY-54 [粒子・流体プロセス部会シンポジウム] 粉体プロセスの進展2025
オーガナイザー: 岩崎 智宏(大阪公立大学)・吉田 幹生(同志社大学)・藤本 敏行(室蘭工業大学)
粒子生成と応用,機械的分離,ナノ粒子,エアロゾルなど,粉体,微粒子のプロセスに関する広い範囲の研究発表を対象とします。
- SY-55 [粒子・流体プロセス部会シンポジウム] 活躍の場を広げるミキシング技術 〜新たな分野横断を目指して〜
9月16日(火) 13:00〜16:00,9月17日(水) 9:00〜15:40 CF会場
詳細プログラム
オーガナイザー: 鈴川 一己(福岡大学)・佐伯 隆(山口大学)・金井 由悟(福岡大学)
- SY-56 [粒子・流体プロセス部会シンポジウム] 気泡・液滴・微粒子分散工学2025
オーガナイザー: 島田 直樹(住友化学)・水田 敬(鹿児島大学)・齋藤 泰洋(九州工業大学)・金井 由悟(福岡大学)
- SY-57 [熱工学部会シンポジウム]
オーガナイザー: 埜上 洋(東北大学)・能村 貴宏(北海道大学)・朝熊 裕介(関西大学)・松川 嘉也(東北大学)
伝熱,蓄熱,熱利用等に関する基礎研究から応用研究,数値計算まで,熱に関連する研究開発についての口頭発表を募集します.シンポジウムでの研究発表の中から「熱工学部会賞」を審査の上,授与します.部会賞エントリーの条件は,申込後に発表者に直接連絡いたします.
- SY-58 [分離プロセス部会シンポジウム] (1)ポスターセッション
オーガナイザー: 岡本 泰直(神戸大学)・中川 敬三(神戸大学)
分離プロセス部会主催のシンポジウムです.分離技術に関する基礎から応用まで幅広い分野の最新研究についてポスター発表を通じて活発な議論を行うことを目的とします.発表者が学生の場合には,審査により数名の優秀者に分離プロセス部会優秀ポスター賞を授与します.
- SY-59 [分離プロセス部会シンポジウム] (2)固液分離プロセスの最先端
オーガナイザー: 片桐 誠之(名城大学)・服部 浩二(メタウォーター(株))
近年,固液分離技術の利用分野は,従来の化学工業から,バイオテクノロジー,食品,医薬,環境など著しく拡大しており,分離対象の粒子形体や性状は多様化し,その重要性が改めて認識されるとともに,更なる高精度・高機能化に対する期待が高まっています。本シンポジウムは,固液分離プロセスに関する最新の研究・開発成果の発表や情報交換の場を提供し,関連分野の学術および技術の飛躍的な発展に繋がる契機としたいと考えます。
- SY-60 [分離プロセス部会シンポジウム] (3)吸着・イオン交換・抽出の最新動向向
オーガナイザー: 岩熊 美奈子(都城工業高等専門学校)・西浜 章平(北九州市立大学)
- SY-61 [分離プロセス部会シンポジウム] (4)持続可能な社会に貢献する膜工学
9月17日(水) 9:00〜16:00,9月18日(木) 13:00〜16:40 CG会場
詳細プログラムオーガナイザー: 長澤 寛規(広島大学)
持続可能な社会の実現に向けて,膜工学は資源循環・物質変換,環境保全など多岐にわたる分野で重要な役割を果たしています。本シンポジウムでは,最新の膜材料や膜分離プロセスの進展,産業応用の展開,カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーに貢献する技術など,持続可能な社会を支える膜工学の最前線,今後の展望や課題について,招待講演と一般講演を通じて幅広く議論します。
- SY-62 [分離プロセス部会シンポジウム] (5)蒸留プロセス・トラブルシューティング
オーガナイザー: 若林 敏祐(東洋エンジニアリング(株))・松田 圭悟(名古屋大学)
石油化学コンビナートや化成品製造において最も用いられている蒸留プロセスの分離対象系,装置構造,操作手法などは多岐にわたっていることから,多くのトラブルが存在していると言われております。トラブルに関するノウハウは,各企業において蓄積されている一方で,技術伝承されていないことも多く存在しています。本シンポジウムでは,多様な観点から蒸留プロセスに関して存在するトラブルやその解決の事例をご紹介頂き,シューティング(予防含む)について議論します(なお,蒸留分離に関わる一般講演も受け付けます)。
- SY-63 [分離プロセス部会シンポジウム] (6)未来塾 ポスターセッション
オーガナイザー: 廣田 雄一朗(名古屋工業大学)・吉田 航(山口大学)
分離プロセスに関係する若手研究者の交流の場として、ポスター発表を行います。
- SY-64 [反応工学部会シンポジウム] 資源・エネルギー・環境分野における反応工学の新展開(口頭発表部門)
9月16日(火) 11:00〜15:20,9月17日(水) 9:00〜15:40,9月18日(木) 9:00〜16:20 DE会場
詳細プログラムオーガナイザー: 外輪 健一郎(京都大学)・中坂 佑太(北海道大学)・河瀬 元明(京都大学)・藤墳 大裕(京都大学)・桜井 誠(東京農工大学)
- SY-65 [反応工学部会シンポジウム] 資源・エネルギー・環境分野における反応工学の新展開(フラッシュ発表ありポスター)
9月16日(火) フラッシュ:9:00〜11:00 DE会場 ポスター: 15:40〜17:40 P,Q会場
詳細プログラムオーガナイザー: 村中 陽介(京都大学)・廣田 雄一朗(名古屋工業大学)・外輪 健一郎(京都大学)・中坂 佑太(北海道大学)・河瀬 元明(京都大学)・藤墳 大裕(京都大学)・桜井 誠(東京農工大学)
本シンポジウムは口頭発表部門と併催するポスター形式シンポジウムで、ポスターセッション前にフラッシュ発表を予定しております。
- SY-66 [反応工学部会シンポジウム] マイクロ化学プロセスのこれから(学生賞あり)
9月17日(水) 13:00〜16:00,9月18日(木) 9:00〜12:20 CJ会場
詳細プログラム
オーガナイザー: 浅野 周作(九州大学)・松岡 亮(神戸製鋼所)
マイクロ化学プロセス技術を活用した研究開発は、フローケミストリーの概念とともにすそ野を広げ、一般化してきています。一方、カーボンニュートラル化への社会的要請や、人工知能技術の急速な進展などにより、マイクロ化学プロセス技術に期待されることも大きく変化しつつあります。本セッションでは、そのような現状認識のもと、これからの研究の方向性を議論し、共有するため、多様な観点からのマイクロ化学プロセス技術研究に関する講演を募集します。また、学生が口頭発表した場合,厳正な審査により優秀者を表彰いたします。
システム ・情報・シミュレーション部会 部会サイト
- SY-67 [システム・情報・シミュレーション部会シンポジウム] プロセスシステム工学の最近の進歩
オーガナイザー: 金 尚弘(東京農工大学)
化学プラントの設計・制御・計画・運転・診断・保全等の各場面において、ますます進む高度化・自動化・情報化に合致した、合理的な意思決定を行うためのシステマティックな方法論の開発が必要とされています。本シンポジウムは、プロセスシステム工学分野における最近の研究・技術について活発に議論することを目的とします。※本セッションはSIS部会賞の審査対象となります。
- SY-68 [システム・情報・シミュレーション部会シンポジウム] 第24回プロセスデザイン学生コンテスト
オーガナイザー: 外輪 健一郎(京都大学)・武田 和宏(静岡大学)・木村 直樹(帝京大学)・木村 勉((株)オメガシミュレーション)
化学工学を学ぶ学生を対象とした,プロセス設計を競うコンテストです.優秀な発表は表彰しますので,ふるって応募ください.コンテストの詳細は,コンテストのホームページ(
https://scejcontest.jp/)をご覧ください.また,申込も,同ホームページから行ってください.応募締切は8月初旬頃を予定しています.
- SY-69 [バイオ部会シンポジウム] 生物化学工学の新潮流2025(フラッシュ発表ありポスター)
9月16日(火) フラッシュ:9:00〜10:18 CI,CJ会場 ポスター: 12:40〜15:20 P,Q会場
詳細プログラムオーガナイザー: 太田 誠一(東京大学)・田原 義朗(同志社大学)・森 裕太郎(神戸大学)・林 啓太(奈良工業高等専門学校)
- SY-70 [バイオ部会シンポジウム] 情報技術を活用した化学工学分野における生物研究の新展開
オーガナイザー: 戸谷 吉博(大阪大学)・今田 辰海(大阪大学)
- SY-71 [バイオ部会シンポジウム] 次世代バイオ分離プロセス:精製挙動の理解に基づいたプロセスへ
オーガナイザー: 山本 修一(山口大学)
抗体やウイルスベクターなどのバイオ医薬品の精製プロセスにおいて各ステップでどのように精製が進行していくことを理解してプロセス構築することは重要です。本シンポジウムでは、関連する発表により現状を理解・認識し、今後の研究の方向について討議します。
- SY-72 [バイオ部会シンポジウム] 医工学における化学工学研究の最前線: 基礎理論から医療技術まで
オーガナイザー: 中村 乃理子(東京大学)・白木川 奈菜(九州大学)
化学工学は医工学イノベーションの未来を形作るうえで極めて重要な役割を担っています。本シンポジウムでは、反応速度論、輸送現象などの基本原理に根ざし、化学工学の視点から次世代の医療技術を支えるアプローチに関する研究を広く募集します。基礎的な化学工学の概念と医工学との融合によって、次世代の医療技術をどのように生み出せるか議論します。
- SY-73 [バイオ部会シンポジウム] 食品化学工学の新展開 〜学際連携と食品科学技術の深化〜
オーガナイザー: 小林 功(農研機構食品研)・奥田 知晴(味の素AGF(株))
- SY-74 [バイオ部会シンポジウム] バイオものづくりとプロセスイノベーションの融合:要素技術と実践の最前線
オーガナイザー: 神谷 典穂(九州大学)・荻野 千秋(神戸大学)
バイオものづくりの実現に向けた最新の要素技術開発、必要とされる未利用バイオマスの探索と活用、さらには産学連携のボトルネックを解消する支援の仕組みまで、プロセスイノベーションに必要なアイデアを幅広く議論する機会を提供します。
- SY-75 [バイオ部会シンポジウム] バイオ部会創設25周年記念シンポジウム 「新しいバイオ産業の創出と未来」
オーガナイザー: 荻野 博康(大阪公立大学)・川村 公人(アサヒクオリティーアンドイノベーションズ(株))・紀ノ岡 正博(大阪大学)・中島田 豊(広島大学)・神谷 典穂(九州大学)
- SY-76 [超臨界流体部会シンポジウム] 超臨界流体利用技術の最新動向
9月16日(火) 9:00〜17:40,9月17日(水) 9:00〜16:00,9月18日(木) 9:00〜12:20 CA会場
詳細プログラムオーガナイザー: 笘居 高明(東北大学)・宇敷 育男(広島大学)・松山 清(福岡工業大学)・廣垣 和正(福井大学)・中安 祐太(東北大学)・織田 耕彦(東京科学大学)・鳥井 昭吾((株)アルビオン)
本シンポジウムでは、亜臨界・超臨界流体の物性などの基礎から、亜臨界・超臨界流体の環境、エネルギー、材料分野等への応用まで、幅広い視点での最新の研究成果について活発に議論することを目的としています。なお、学生による優秀な発表には賞を授与します。
- SY-77 [エネルギー部会シンポジウム] 熱利用シンポジウム
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オーガナイザー: 大坂 侑吾(金沢大学)・劉 醇一(千葉大学)・江崎 丈裕(九州大学)
蓄熱・ヒートポンプ・熱輸送・熱駆動分離操作等の熱利用技術を中心に、今後の低環境・エネルギーシステムを支える基盤技術から応用例まで、幅広く講演を募集します。
- SY-78 [エネルギー部会シンポジウム] エネルギー貯蔵・変換デバイス開発の新時代 (ポスター発表)
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オーガナイザー: 井上 元(九州大学)・福長 博(信州大学)・辻口 拓也(金沢大学)・田巻 孝敬(鹿児島大学)・多田 昌平(北海道大学)・金 尚弘(東京農工大学)
本シンポジウムでは、電気化学反応を中心に各種エネルギー変換・貯蔵・利用技術(電解合成、電解析出、電気分解、燃料電池、二次電池、太陽電池, フロー電池等)に関する講演をナノスケール材料からシステムまで広く募集します。学生賞向けのポスター賞選考も行います。なお、その審査申込について「発表1件につき審査可能な教員を1名推薦いただき、この推薦される教員は発表2件分まで可」といたします。秋季大会講演申し込み後に、代表者の方に回答フォームをご連絡いたします。
- SY-79 [安全部会シンポジウム] 自律する安全 〜化学物質の自律的管理の推進に向けて〜
オーガナイザー: 島田 行恭(労働安全衛生総合研究所)・綱島 宏(JFEエンジニアリング(株))
厚生労働省では化学物質の自律的管理に関する法令等を制定しています.化学物質を取り扱っている事業場では,その化学物質の特性を踏まえた上で,労働者の健康障害防止や火災・爆発等発生防止のための対策を実施することが求められています.本シンポジウムでは,大学,研究機関,事業場における化学物質の自律的管理の取り組み事例をご紹介いただき,今後,各事業場における取り組みの参考とするための情報交換の場を提供します.
エレクトロニクス部会 部会サイト
- SY-80 [エレクトロニクス部会シンポジウム] エレクトロニクス材料とプロセス技術
オーガナイザー: 羽深 等(横浜国立大学)・齊藤 丈靖(大阪公立大学)・岩本 猛(三菱電機(株))
エレクトロニクス材料とプロセス技術に関わる研究・開発の講演を公募します。めっき、電池材料、結晶、高分子、セラミックスを始め様々な材料とプロセスがエレクトロニクスには不可欠です。幅広い分野に亘るエレクトロニクス材料と、その使い方に関わる講演を募集いたします。多数ご参加下さい。
- SY-81 [材料・界面部会シンポジウム] 材料・界面討論会 〜次世代を拓く材料創製と界面現象の最前線〜(口頭発表部門)
9月16日(火) 13:00〜17:00,9月17日(水) 13:00〜15:00,9月18日(木) 9:20〜12:00 ED会場
詳細プログラムオーガナイザー: 石飛 宏和(明治大学)・山内 紀子(茨城大学)・岡田 洋平(東京農工大学)・山本 大吾(同志社大学)
本セッションは「発表12分+討論8分」とします.
- SY-82 [材料・界面部会シンポジウム] 材料・界面討論会 〜次世代を拓く材料創製と界面現象の最前線〜(ポスター発表部門)
オーガナイザー: 石飛 宏和(明治大学)・山内 紀子(茨城大学)・岡田 洋平(東京農工大学)・山本 大吾(同志社大学)
- SY-83 [材料・界面部会シンポジウム] 固相の品質を支える晶析技術の最前線
オーガナイザー: 甘利 俊太朗(東京農工大学)・對馬 一平(カツラギ工業(株))
晶析技術は、液相から固相を析出させる手法として、医薬品、食品、電子デバイス、環境など、多岐にわたる分野で重要な役割を果たしています。
本シンポジウムでは、固相の品質に大きく関わる結晶化現象の基礎的研究から工業晶析技術に至るまでの最新の研究結果について活発に議論します。
- SY-84 [材料・界面部会シンポジウム] 塗布技術と表面加工
9月17日(水) 13:00〜15:40,9月18日(木) 9:00〜12:00 EB会場
詳細プログラム
オーガナイザー: 吉田 祐幸(スリーエムジャパン(株))・島崎 寿也((株)タクミナ)・鳥越 実(三菱ケミカル(株))・稲澤 晋(東京農工大学)
塗布技術を中心に、塗料化、液膜形成、乾燥、表面加工、構造形成、モデリング等の技術について、大学での研究に加え企業での具体的検討例を多く交えて議論します。 なお,活発な討論を期待すべく,本シンポでは「発表12分+討論8分」の時間配分とし,「討論できる方」にご登壇を願います。 また,本シンポのプログラム編成上,材料・界面部会主催のポスター発表への変更もあり得ることをどうかご了承願います。
- SY-85 [材料・界面部会シンポジウム] 機能性微粒子とソフトマテリアルの最前線―構造設計・機能制御・プロセス創成―
オーガナイザー: 渡邉 貴一(岡山大学)・小野 文靖(福岡大学)
本シンポジウムはソフトマター工学分科会と機能性微粒子分科会の合同シンポジウムです。本シンポジウムでは、機能性微粒子およびソフトマテリアルに関する構造設計、機能制御、プロセス技術に焦点を当て、材料の創製と応用に向けた最先端研究を議論します。本シンポジウムは口頭発表12分+討論7分でおこないます。
- SY-86 [環境部会シンポジウム]
9月16日(火) 13:00〜17:20,9月17日(水) 9:00〜12:40 EC会場
詳細プログラムオーガナイザー: 高橋 伸英(信州大学)・酒井 裕司(工学院大学)・下ヶ橋 雅樹(叡啓大学)・尾形 剛志(産業技術総合研究所)・森山 亮(エネルギー総合工学研究所)
本シンポジウムでは、化学工学的手法を用いた環境保全や持続可能性向上に関する研究・技術開発いての発表を広く募集します。地球環境、水環境、リサイクル、環境システムなどを対象として、汚染防止技術、再生・修復技術、再資源化技術、バイオマス利活用技術、地球環境対策技術などの環境関連技術の開発や,マテリアルフロー解析などの環境解析に関する研究他、様々な視点での発表・討論を通じ、関連技術の発展に資することを目指します。
- SY-87 [環境部会シンポジウム] 長期エネルギー貯蔵技術の課題と展望
オーガナイザー: 森山 亮(エネルギー総合工学研究所)・黒沢 厚志(エネルギー総合工学研究所)
長期脱炭素電源オークションなどを通じ、長期エネルギー貯蔵技術(LDES)の導入が注目を集めています。本シンポジウムでは、国内外におけるLDESの導入動向や最新事例を共有し、技術的・制度的課題や今後の展望について議論します。脱炭素社会の実現に向け、LDESが果たす役割を多角的に検討し、持続可能なエネルギーシステム構築への貢献を探ります。
- SY-88 [化学装置材料部会シンポジウム]
オーガナイザー: 三友 信夫(日本大学)・クルニアワン ウィナルト(秋田工業高等専門学校)
産業インフラを支える化学装置を長期に安定的に運転するために、装置材料の性能向上や評価、装置の維持管理などに関する検討が必要不可欠です。本シンポジウムでは、そのような化学装置材料の信頼性向上に関する研究・技術開発の発表を幅広く募集します。
化学工学会第56回秋季大会実行委員会
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