Last Update: 2021-09-28 16:37:58
特別シンポジウム
特別シンポジウム
SP-1 2050年 脱炭素社会への道<口頭セッションのみ双方向ライブ配信併用> -
口頭セッション : 9月21日(火) 13:10〜18:30 LA会場 (プログラム)
ポスター展示:9月21日〜9月25日 24時間掲示 (プログラム)主催組織 地域連携カーボンニュートラル推進委員会 戦略推進センター 次世代エネルギー社会検討委員会 戦略推進センター CCUS研究会 戦略推進センター 社会実装学研究会
化学工学会では地域の産業連携およびコミュニティー連携によるCO2削減を目指すプランを策定し社会に実装することを目的とした活動を推進するために,地域連携カーボンニュートラル推進委員会を設置いたしました。第86年会のビジョンシンポジウムでは,温暖化ガスの排出量を2050年までに実質ゼロにすることを目指して,脱炭素社会に向けた国内外の情勢,希薄に分散した CO2の回収・資源転換による炭素循環技術,社会実装に向けた国内外の動向について話題提供させていただき,化学工学が挑むゼロエミッションについて議論いたしました。オーガナイザー 小野 努 (岡山大学) 甘蔗 寂樹 (東京大学) 久保田 伸彦 ((株)IHI) 古山 通久 (信州大学) 辻 佳子 (東京大学) 中垣 隆雄 (早稲田大学) 福島 康裕 (東北大学) 山田 秀尚 (金沢大学)
http://www3.scej.org/meeting/86a/pages/jp_gen-sympSV.html
これに続いて,本シンポジウムでは,エネルギー・環境イノベーションとその社会実装について,会期前日の9月21日午後,招待講演,依頼講演,ポスター発表を実施いたします。なお,9/21-25までポスターは終日閲覧可能です。双方向のコメントのやりとりも可能です。参加費無料の一般公開シンポジウムとなりますので,化学工学が拓く未来社会を多くのみなさまとともに語り,この活動を通じて学会全体の分野融合研究の推進と学術の発展に貢献することを期待しています。※本企画(事前登録制、参加費無料)のみに参加される方は、無料で聴講いただけます。こちらから申し込みください。
※ただし第52回秋季大会の他のセッションには一切参加(発表、聴講)できません。
[一般公開企画紹介チラシ] - 講演予定
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- 口頭セッション
- 地域連携カーボンニュートラル推進委員会の取り組み
- (東京大学) 辻 佳子 氏
- カーボンリサイクル技術の現状と実用化展開
- (広島大学) 斉間 等 氏
- 地域新電力としての歩みと再生可能エネルギーのこれから
- (岡山電力(株)) 平井 敬明 氏
- LNG冷熱を利用した大気CO2直接回収の吸収塔スケール検討
- (名古屋大学) 平山 幹朗 氏
- 潜熱蓄熱の新たな技術展開
- (北海道大学) 能村 貴宏 氏
- 水熱電解法によるCO2電気化学還元プロセスの低エネルギー化への挑戦
- (東北大学) 笘居 高明 氏
- 種子島におけるイノベーションエコシステムの醸成にむけた産学公共創
- (東京大学) 菊池 康紀 氏
- (ショートプレゼンテーション)
Life cycle thinking of hydrocarbon production applying multiple renewable resources - (東京大学) Kikuchi Yasunori 氏
- (ショートプレゼンテーション)
二酸化炭素分離技術の特性と省エネルギー性能の比較 - (東京大学) 佐藤 雄己 氏
- (ショートプレゼンテーション)
セルロースナノファイバー強化ポリ乳酸のライフサイクル温室効果ガス排出量 - (東京大学) 兼松 祐一郎 氏
- エネルギー・環境イノベーションとスタートアップの役割
- (信州大学/(株)X-Scientia) 古山 通久 氏
- ディスカッションおよびブレイクアウト機能を用いたポスターセッション
- ポスターセッション
- 地域連携カーボンニュートラル推進委員会の取り組み
- (東京大学) 辻 佳子 氏
- Life cycle thinking of hydrocarbon production applying multiple renewable resources
- (東京大学) Kikuchi Yasunori 氏
- バイオマス、プラスチック循環、CCUの入り組んだ関係
- (東北大学) 福島 康裕 氏
- 二酸化炭素分離技術の特性と省エネルギー性能の比較
- (東京大学) 佐藤 雄己 氏
- LNG冷熱を利用した大気CO2直接回収の吸収塔スケール検討
- (名古屋大学) 平山 幹朗 氏
- 潜熱蓄熱の新たな技術展開
- (北海道大学) 能村 貴宏 氏
- 水熱電解法によるCO2電気化学還元プロセスの低エネルギー化への挑戦
- (東北大学) 笘居 高明 氏
- セルロースナノファイバー強化ポリ乳酸のライフサイクル温室効果ガス排出量
- (東京大学) 兼松 祐一郎 氏
- 種子島におけるイノベーションエコシステムの醸成にむけた産学公共創
- (東京大学) 菊池 康紀 氏
- エネルギー・環境イノベーションとスタートアップの役割
- (信州大学/(株)X-Scientia) 古山 通久 氏
SP-2 ナノ材料プロセスサイエンスシンポジウム <ライブ配信併用> -
9月22日(水) 9:40〜17:20 LA会場 (プログラム)
主催組織 材料・界面部会 基礎物性部会 共催 文部科学省委託事業 材料の社会実装に向けたプロセスサイエンス構築事業
「ナノ材料の界面・構造制御プロセスサイエンス」プロジェクトナノ材料プロセスサイエンスコンソーシアム 協賛 超臨界流体部会
現在までに多くの魅力的なナノ材料の開発が進められています。しかし活発な研究開発状況とは裏腹に、プロセス時の分散・凝集・配列などの構造制御課題が社会実装の障壁となり実用化例は多くありません。化学プロセスの設計基盤である、化学工学体系は、物性・相平衡推算からプロセス設計式までの多階層の知識が「設計」を行うべく構造化されたものです。このような構造化した知識体系を、ナノ材料に対して創り上げることが今求められています。本シンポジウムでは、ナノ材料の化学工学体系の構築の基盤となるプロセス-構造-機能相関に関して、最新の研究成果を踏まえながら、幅広い視点からナノ材料の社会実装のための方策を議論したいと考えております。皆様のご参加をお待ちしております。オーガナイザー 阿尻 雅文 (東北大学) 笘居 高明 (東北大学) 久保 正樹 (東北大学) 菅 恵嗣 (東北大学) 大田 昌樹 (東北大学) 伊與木 健太 (東京大学) - 講演予定
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- 開会挨拶
- (文部科学省) 江頭 基 氏
- 文部科学省におけるマテリアルDXプラットフォーム構想実現に向けた取り組みについて
- (文部科学省) 小川 浩司 氏
- ナノ材料の界面・構造制御プロセスサイエンス―ナノ材料・プロセスの設計基盤構築に向けて―
- (東北大学) 阿尻 雅文 氏
- 機能材料の製造におけるナノテクノロジー&サイエンス
- (プロダクト・イノベーション協会) 山口 由岐夫 氏
- ナノ材料を高速・高密度に作る:カーボンナノチューブでの試み
- (早稲田大学) 野田 優 氏
- 微粒子、ナノ粒子の表面間相互作用の評価と設計
- (東京農工大学) 神谷 秀博 氏
- 液中でのナノ粒子分散制御に向けた粒子界面近傍の誘電率測定
- (東北大学) 長尾 大輔 氏
- 粉砕・再結晶化法によるゼオライトナノ粒子の製造プロセス開発
- (東京大学) 脇原 徹 氏
- ナノ粒子の熱力学特性と擬似分子モデル化
- (東北大学) 猪股 宏 氏
- 吸着を利用したナノ粒子分散液の分離精製法の開発
- (東北大学) 北川 尚美 氏
- ナノ材料の界面親和性評価と構造形成
- (東北大学) 塚田 隆夫 氏
- 高粘性混合流体のレオロジー特性とフィラー分散性評価の基礎的検討
- (東北大学) 渡邉 賢 氏
- ナノ材料DBと物性予測
- (東京農工大学) 山下 善之 氏
- 有機修飾ナノ粒子の凝集メカニズムの解明に向けた粗視化分子動力学シミュレーション解析
- (東北大学) 大谷 優介 氏
- 閉会挨拶
- (文部科学省) 松原 英一郎 氏
SP-3 SDGs達成に向けた札幌宣言の実行 −安全な水への化学工学の貢献−<オンラインのみ> -
9月24日(金) 13:00〜16:00 VA会場 (プログラム)
主催組織 戦略推進センター・SDGs検討委員会 環境部会 協賛 日本化学工業協会 新化学技術推進協会 後援 国際連合工業開発機関(UNIDO) 日本学術会議 オーガナイザー 野田 優 (早稲田大学) 山本 光夫 (東京大学) 藤岡 沙都子 (慶應義塾大学) 飯野 福哉 (国際連合工業開発機関(UNIDO)) 平尾 雅彦 (東京大学)
化学工学会は、2019年9月APCChE 2019において『国連持続可能な開発目標(SDGs)に関する宣言−人々の「健康、安心、幸福」のための化学工学−』と題する札幌宣言を発表しました。SDGsを共有ビジョンとし、化学工学者が、化学工学と関連する技術の進歩を通して、人々のウェルビーイングの推進へ貢献することを第一の目的としています。このために、Efficiencyの視点に加えて、Sufficiencyの視点で技術を捉え社会に実装することが求められます。 - 講演予定
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- ウェルビーイングと水
- (日本女子大学) 宮崎 あかね 氏
- 分散型水処理・給水システム -SDGsへの取り組み-
- (三菱ケミカルアクア・ソリューションズ(株)) 佐原 絵美 氏 ・ 等々力 博明 氏
- 海の豊かさをもたらす水管理
- (広島大学) 西嶋 渉 氏
本シンポジウムでは、すべての人々の水と衛生へのアクセスの実現と持続可能な管理に向けた世界の取り組みに焦点をあて、化学工学会内に蓄積してきた豊富な知を活用した課題解決の道を探ります。そのために、先進的な取り組みを学ぶとともに、地域毎に異なる社会的、経済的、環境的な条件を踏まえた異分野との協働を議論します。具体的には、学会内外の多様な視点からの講演に続けて、登壇者に加え参加者の皆さんにも加わっていただいて参加型のグループ討議を実施します。
※本企画(事前登録制、参加費無料)のみに参加される方は、無料で聴講いただけます。こちらから申し込みください。
※ただし第52回秋季大会の他のセッションには一切参加(発表、聴講)できません。
[一般公開企画紹介チラシ]
※ただし第52回秋季大会の他のセッションには一切参加(発表、聴講)できません。
[一般公開企画紹介チラシ]