杉山 弘和(東京大学)・太田 誠一(東京大学)・矢作 尚久(慶應義塾大学) |
社会医療費のような長期的課題、ワクチン・治療薬の安定供給のような短期的課題、再生医療・個別化医療のような先進技術課題。これらの解決のために、医薬のあるべき姿を見つめなおし、再定義していくための方法論が求められています。本シンポジウムでは、モデリング、シミュレーション、評価・最適化に関する研究に触れながら、医薬を対象とするシステム的アプローチの役割について考えます。特に今回は、時間・空間スケールのギャップをいかに乗り越えるかについて議論を深めます。