企画紹介
各種企画のご紹介です。順次更新します。
ライブ配信併用セッション、一般公開シンポジウムの一覧を冒頭に掲載しています。
ライブ配信併用セッション一覧
- SV-1 第14回化学工学ビジョンシンポジウム 「化学工学におけるサーキュラーエコノミーへの挑戦」
- SP-1 [特別シンポジウム] 2050年 カーボンニュートラルへの道
- SP-2 [特別シンポジウム] ナノ材料の界面・構造制御プロセスサイエンス
- SP-3 [特別シンポジウム] 化学工学分野におけるスタートアップの可能性
- HQ-11 冷熱利用大気中二酸化炭素直接回収プロセス開発における産学連携
- HQ-12 女性技術者ネットワーク
- HQ-13 CCUS検討委員会シンポジウム
- HQ-14 SDGs達成に向けた札幌宣言の実行 −EfficiencyとSufficiencyの同時達成のための新しい研究−
- SY-85 [化学装置材料部会シンポジウム]
一般公開シンポジウム一覧
化学工学ビジョンシンポジウム (SV)
- SV-1 第14回化学工学ビジョンシンポジウム 「化学工学におけるサーキュラーエコノミーへの挑戦」
オーガナイザー: 所 千晴(早稲田大学)・松方 正彦(早稲田大学)・西山 憲和(大阪大学)・杉山 弘和(東京大学)・井上 元(九州大学)
サーキュラーエコノミーはカーボンニュートラルに並び,経済・社会・環境の調和のとれた持続可能な発展に対する重要な概念となっています.しかしモノづくりに強みを持つ日本におけるサーキュラーエコノミーの方向性はまだ模索段階にあります.本セッションでは化学工学におけるサーキュラーエコノミー実践への取り組みへの期待と種々の実例を紹介しながら,日本にとって強みのあるサーキュラーエコノミーの方向性を議論します.
- プログラム
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- [招待講演] 素材産業の国際競争力強化とGXの実現に向けた政策動向
- (経済産業省) 横山 康之 氏
- [招待講演] サーキュラーエコノミービジネスの国際展開と日本での方向性
- (ヴェオリア・ジャパン(同)) 宮川 英樹 氏
- [招待講演]
- ((株)IHI) 鈴木 啓立 氏
- [招待講演] 三菱電機グループのサーキュラーエコノミーへ向けた取り組み
- (三菱電機(株)) 田中 博文 氏
- [招待講演] サーキュラーエコノミーに向けた三井化学グループの取り組み事例について
- (三井化学(株)) 羽佐田 恭弘 氏
- パネルディスカッション
- 各登壇者、コーディネーター
特別シンポジウム (SP)
- SP-1 [特別シンポジウム] 2050年 カーボンニュートラルへの道 [一般公開シンポジウム]
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SP-1紹介チラシ
オーガナイザー: 今井 博文(出光興産(株))・菊地 隆司(北海道大学)・久保田 伸彦((株)IHI)・古山 通久(信州大学)・辻 佳子(東京大学)・中垣 隆雄(早稲田大学)
カーボンニュートラルの達成のためには、どんな社会にすべきかを検討・設計し、必要なプロセスを想定し、適切な要素技術を求めていく必要があります。化学工学会では地域産業および地域コミュニティとの連携強化により具体的なケーススタディ、カーボンニュートラルに必要な技術や学問体系の展開・深化の検討を進めております。
2020年3月以降、年会、秋季大会ごとに開催しております本シンポジウムですが、今回も、エネルギー・環境イノベーションとその社会実装について、会期前日の9月10日(火)午後、招待講演、依頼講演、パネルディスカッションを実施いたします。今回は、カーボンニュートラル推進における日本の位置づけを念頭において、地域の特徴に鑑みたグランドデザインの考え方、また、北海道での取り組みについて議論していきたいと思います。
なお、参加費無料の一般公開シンポジウムとなりますので、化学工学が挑む未来社会について多くのみなさまとともに語り、この活動を通じて学会全体の分野融合研究の推進と学術の発展に貢献することを期待しています。
※一般公開企画(SP-1, HQ-12)
のみに参加される方は、無料で聴講いただけます。
こちらから申し込みください。
- プログラム
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- 【主催者】循環型産業への転換によるカーボン・インディペンデンスの実現
- (東京大学教授/化学工学会地域連携カーボンニュートラル推進委員会委員長) 辻 佳子氏
- 【招待講演】日本のGXの進め方について
- (経済産業省イノベーション・環境局 GXグループ) 西田 光宏氏
- 【依頼講演】カーボンニュートラル社会実現に向けた北海道のポテンシャルと取り組み
- (北海道大学教授/化学工学会地域連携カーボンニュートラル推進委員会委員) 菊地 隆司氏
- 【招待講演】北海道をフィールドとしたロボティクスによる社会貢献の取り組み
- (北海道大学准教授) 江丸 貴紀氏
- 【招待講演】畜産業におけるカーボンニュートラルへの挑戦〜地域の資源循環を支えるメタン発酵の役割〜
- (酪農学園大学准教授) 石川 志保氏
- パネルディスカッション
- ファシリテーター: 中垣 隆雄 氏
パネリスト: 平井 貴大 氏、菊地 隆司 氏、江丸 貴紀 氏、石川 志保 氏
- 閉会の辞
- (化学工学会会長) 森川 宏平氏
- SP-2 [特別シンポジウム] ナノ材料の界面・構造制御プロセスサイエンス
オーガナイザー: 横 哲(東北大学)・笘居 高明(東北大学)・長尾 大輔(東北大学)
「ナノ材料の界面・構造制御プロセスサイエンス」プロジェクトでは、ナノ粒子を擬似分子として取り扱いナノ粒子の化学工学熱力学を構築し、ナノ粒子を取り扱うプロセスの単位操作の確立を行い、ナノ粒子の構造形成も取り扱うことを目指した取り組みを行ってきました。本シンポジウムではその成果を発表し、ナノ材料の化学工学の構築に向けた議論を行います。
- プログラム
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- オーガナイザー イントロダクション
- [招待講演] 様々な系におけるナノ構造形成とプロセス-構造相関
- (早稲田大学) 野田 優 氏
- [招待講演] アルミノシリケートナノ粒子の合成プロセス設計へ向けた検討
- (東京大学) 伊與木 健太 氏
- [招待講演] 気相中での微粒子のナノ構造化と機能
- (広島大学) 荻 崇 氏
- [招待講演] 相互作用測定に立脚したコロイド自己集積現象の機構解明
- (京都大学) 渡邉 哲 氏
- [招待講演] ナノフルイドの濡れと構造形成の計測・制御
- (東北大学) 庄司 衛太 氏
- [招待講演] 有機修飾無機ナノ粒子の基礎物性からわかる擬似分子としての振る舞い
- (東北大学) 大田 昌樹 氏・ 楊 乃樹 氏・ 秋和 佑汰 氏
- [招待講演] スーパーコンピュータMASAMUNE-IMRを活用した有機修飾ナノ粒子の凝集・分散メカニズム解明への計算科学シミュレーション
- (東北大学) 久保 百司 氏
- [招待講演] 次世代ファインセラミックス製造プロセスの開発基盤構築を目指して
- (産業技術総合研究所) 陶 究 氏
- SP-3 [特別シンポジウム] 化学工学分野におけるスタートアップの可能性
オーガナイザー: 西山 憲和(大阪大学)・所 千晴(早稲田大学)・後藤 雅宏(九州大学)・北川 尚美(東北大学)・松田 圭悟(名古屋大学)・古山 通久(信州大学)・岡 弘樹(東北大学)
持続的な経済成長の推進役として、スタートアップにかかる期待は大きい。政府は2022年を「スタートアップ創出元年」と位置付け、イノベーションの鍵となるスタートアップを5年で10倍に増やすことをめざし、5か年計画をまとめました。
このような中、IT技術を活用するテック系スタートアップだけでなく、社会の根深い課題を先端的な技術で解決するディープテックスタートアップに対する期待が高まっています。テック系のスタートアップは数か月の開発サイクルで数年での上市、5年程度でのIPOやM&Aでのエグジットを目指します。これに対してディープテックスタートアップは、製品上市まで長期間が必要となり、開発に必要な資本も一桁以上大きく、研究開発人材と経営人材のミスマッチ、研究開発人材と出資者とのディスコミュニケーション、など様々な課題に直面します。
本シンポジウムでは、スタートアップを取り巻く人財の課題、事業会社のオープンイノベーションへの取り組み、アカデミア発スタートアップの起業の課題、アカデミア発スタートアップの成長への挑戦などについて講演を頂戴する予定です。ディープテックのシーズをもつアカデミアの人材の集まる場である化学工学会の立場から、スタートアップを創出し、社会を変えていく可能性について議論します。
- プログラム
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- 企画趣旨、経緯とディープテックスタートアップをとりまく環境
- (信州大学) 古山 通久氏
- [招待講演] ディープテック・スタートアップ、ディープテック・イノベーション: 日本のチャンスとは?
- (Startup Genome Japan) 西口 尚宏氏
- [招待講演] (仮)21世紀のスタートアップの開拓
- (北海道大学) 土屋 努氏
- [招待講演] 大学発スタートアップのディープハンズオン支援
- (インタンジブルズ(株)) 矢野 勝治氏
- [招待講演] 上場意義と現在のIPO環境
- (吉積ホールディングス(株)) 園田 勝臣 氏
- [招待講演] ディープテックスタートアップが気を付けるべき三つの罠
- (大熊ダイヤモンドデバイス(株)) 星川 尚久 氏
- [招待講演] 蓄熱技術におけるスタートアップの可能性
- (北海道大学) 能村 貴宏 氏
- 株式会社気象データシステムの設立と発展:建築用気象データベースを商品とする大学発ベンチャー
- (元(株)気象データシステム) 上村 芳三 氏・ ((株)気象データシステム) 赤坂 裕 氏
- 討論およびネットワーキング
本部・支部企画 (HQ)
- HQ-11 冷熱利用大気中二酸化炭素直接回収プロセス開発における産学連携
オーガナイザー: 則永 行庸(名古屋大学)・町田 洋(名古屋大学)・増田 宗一郎(東邦ガス(株))・藤本 高義(日揮(株))・甘蔗 寂樹(東京大学)・田中 優実(東京理科大学)
我が国が年間7500万トン輸入している液化天然ガスの冷熱を利用する新しい大気中二酸化炭素回収プロセス開発の状況を、開発のプレイヤーである大学や、都市ガス供給およびプラント建設に関わる企業の研究者から報告します。今後の展開に向けた課題や展望について皆様で議論する場にしたいと考えています。
- HQ-12 女性技術者ネットワーク [一般公開シンポジウム]
主催: 男女共同参画委員会
オーガナイザー: 宮崎 あかね(日本女子大学)・吉宗 美紀(産業技術総合研究所)・今村 維克(岡山大学)・三谷 誠(化学工学会)
化学工学というコミュニティにおいて、女性はまだまだ少数派です。女性技術者が働きやすい環境は、老若男女が共に活きる社会につながります。昼休みの時間、ランチをとりながら女性技術者ネットワーク形成の成功事例を共有し、働きやすさについて一緒に考えましょう。化学工学会に集うすべての人を歓迎します。
※一般公開企画(SP-1, HQ-12)
のみに参加される方は、無料で聴講いただけます。
こちらから申し込みください。
- HQ-13 CCUS検討委員会シンポジウム
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主催: 戦略推進センター CCUS検討委員会、地域連携カーボンニュートラル推進委員会、基礎物性部会、分離プロセス部会、システム・情報・シミュレーション部会、環境部会
オーガナイザー: 町田 洋(名古屋大学)・山田 秀尚(金沢大学)・高橋 伸英(信州大学)
二酸化炭素回収・貯留利用(CCUS)に関する講演を幅広く募集します。学生・若手研究者の優れた講演には賞を授与する予定です。
- HQ-14 SDGs達成に向けた札幌宣言の実行 −EfficiencyとSufficiencyの同時達成のための新しい研究−
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主催: 戦略推進センター SDGs検討委員会
共同主催: 地域連携カーボンニュートラル推進委員会
共催: 産学官連携センター、男女共同参画委員会
協賛: (公社)新化学技術推進協会、(一社)日本化学工業協会
後援: 日本学術会議
オーガナイザー: 野田 優(早稲田大学)・花田 汐理(三井化学(株))
化学工学会は、2019年9月APCChE2019において『国連持続可能な開発目標(SDGs)に関する宣言−人々の「健康、安心、幸福」のための化学工学−』と題する札幌宣言を発表しました。SDGsを共有ビジョンとし、化学工学者が、化学工学と関連する技術の進歩を通して、人々のウェルビーイングの推進へ貢献することを第一の目的としています。この札幌宣言の実現に向けて、これまでの秋季大会や年会において「多様な分野の協働で実現するサーキュラーエコノミー」「安全な水への化学工学の貢献」「多様な人材が活躍する未来の化学工場」「ありたい未来社会のための化学工学」といった宣言に含まれる内容に関連したテーマでシンポジウムを開催し、全員参加型のグループ討議も行い、学会内外の方々と議論を深めてきました。今回のシンポジウムでは、効率性と充足性をともに確保した研究開発のあり方を産官学連携で議論すべく、専門家からのご講演と、産学連携での共同ワークにもとづくプロジェクト提案ならびに聴衆も含めた全員参加型のグループ討議を行い、札幌宣言の達成に向けた取り組みを実際に加速させることを目的とします。
- HQ-15 若手研究者が考える未来の化学工学研究
オーガナイザー: 吉川 琢也(帯広畜産大学)・宮川 雅矢(工学院大学)・永石 新太郎(北海道大学)
全国で活躍する様々な分野の若手の研究者・技術者にお集まりいただき、ポスター形式でリラックスした雰囲気で研究・技術紹介と意見交換を行います。最新の研究や現場での応用など幅広い話題を提供し、未来の化学工学研究を、次世代を担う若手が活力にあふれた発想に基づいて発信していきます。さらには、研究者・技術者同士のコネクションづくりにも役立つ場を提供します。
部会横断型シンポジウム (ST)
- ST-21 [部会横断型シンポジウム] プラネタリーバウンダリー問題解決に向けたプロセス・システムの解析・設計
オーガナイザー: 松本 秀行(東京工業大学)・福島 康裕(東北大学)・児玉 大輔(日本大学)・松田 圭悟(名古屋大学)・小玉 聡(東京工業大学)・小林 大祐(東京電機大学)・堀江 孝史(大阪公立大学)・伏見 千尋(東京農工大学)
二酸化炭素、窒素化合物、リンなどの環境への排出量増加に係るプラネタリーバウンダリー問題の解決に向けたプロセス・システムの研究開発において、モデルベースの開発・設計戦略の発展と適用が求められています。本シンポジウムでは、温室効果ガスならびに環境汚染物質の排出量削減を目指したプロセス・材料の開発・設計における最近の実験的解析ならびにシミュレーション適用に関する研究発表を広く募集し、開発プロセス・材料の社会実装の推進に向けた討論をシステム論的な見地から行います。
- ST-22 [部会横断型シンポジウム] データ駆動型研究開発の最先端
オーガナイザー: 嶋田 五百里(信州大学)・金 尚弘(東京農工大学)・戸谷 吉博(大阪大学)・吉田 英昭(住友化学(株))・向田 志保(三井化学(株))・室賀 駿(産業技術総合研究所)・菅原 勇貴(東京工業大学)
データ科学は実験科学、理論科学、計算科学に続く第4の科学として近年急速に発展してきています。化学工学の分野においても、蓄積された多くのデータや情報を駆使して優れた材料やプロセスを導き出すデータ駆動型科学の重要性はますます高まっており、多くの取り組みが行われています。本シンポジウムでは、多様な観点からデータ駆動型社会に向けて先駆的な取り組みをしている講演者に講演いただき、これからの研究開発について議論します。また、一般講演も募集します。
- ST-23 [部会横断型シンポジウム] 物質・エネルギーの革新的「変換・貯蔵・利用」技術と化学工学の貢献
オーガナイザー: 井上 元(九州大学)・辻口 拓也(金沢大学)・福長 博(信州大学)・田巻 孝敬(鹿児島大学)・多田 昌平(北海道大学)・金 尚弘(東京農工大学)
本シンポジウムでは、電気化学反応を中心に各種エネルギー変換・貯蔵・利用技術(電解合成、電解析出、電気分解、燃料電池、二次電池、太陽電池, フロー電池等)に関する講演をナノスケール材料からシステムまで広く募集します。特に社会実装を考えた場合に、導入環境や地域性に対して、あるべきデバイス・システムは何か?など、化学工学分野としての貢献とともに全体で議論するシンポジウムを予定しております。
- ST-24 [部会横断型シンポジウム] 炭素中立な社会を目指すバイオマスの熱化学・生物化学的変換の最先端
オーガナイザー: 松村 幸彦(広島大学)・小西 正朗(北見工業大学)・野田 玲治(群馬大学)・高橋 伸英(信州大学)
炭素中立な社会における炭素源としても、再生可能エネルギー源としてもバイオマスのエネルギー利用、マテリアル利用が注目を集めています。その利用には、熱化学・生物化学に基づいた化学工学的アプローチが求められています。本シンポジウムでは、技術の垣根を越えてバイオマスの有効利用技術に関する議論を行います。
- ST-25 [部会横断型シンポジウム] CVD/ALD・ドライプロセス −構造・機能制御の反応工学−
オーガナイザー: 清水 秀治(大陽日酸(株))・野田 優(早稲田大学)
CVDやALDなどのドライプロセスはエレクトロニクス、エネルギーデバイス、機能性コーティングなど様々な分野で重要な基幹技術となっています。特に近年は産業のコメとも呼ばれる半導体産業の重要性が再認識され、メカニズムの理解に立脚したプロセスの構築と制御が増々求められています。本シンポジウムでは、ドライプロセスを利用した薄膜形成、微粒子合成、微細加工の反応メカニズムを反応工学的見地より理解し、合理的で効率的な反応プロセスや反応装置を議論します。
- ST-26 [部会横断型シンポジウム] システム医薬のマルチスケール展開
オーガナイザー: 杉山 弘和(東京大学)・太田 誠一(東京大学)・矢作 直久(慶應義塾大学)
社会医療費のような長期的課題、治療薬の開発や安定供給のような短期的課題、再生医療・個別化医療のような先進技術課題。これらの解決に向けて、医薬のあるべき姿を見つめなおし、再定義するための方法論が求められています。本シンポジウムでは、細胞からプロセス、社会レベルの最新研究に触れつつ、医薬を対象とするシステム的アプローチの役割について考えます。特に今回は、時間・空間スケールを超えたシステムの連動性について議論を深めます。
- ST-27 [部会横断型シンポジウム] 反応と分離の協奏
オーガナイザー: 池田 歩(産業技術総合研究所)・長澤 寛規(広島大学)
反応と分離を組み合わせたプロセスは、化学平衡の制約の回避、反応収率の向上、省資源化、コンパクト化、省エネルギー化を達成可能な重要なプロセス強化技術の一つとして期待されています。本シンポジウムの講演は依頼講演と一般講演で構成し、反応と分離を組み合わせるからこそ得られる協奏効果について最新の研究開発事例を発表頂きます.分野横断的な議論を通じ,反応と膜分離、蒸留や相分離との組み合わせた反応分離プロセスの最新の研究例を通じ、今後の指針や展望について幅広く討論を行うことを目的とします。
- ST-28 [部会横断型シンポジウム] プラズマプロセッシングの新展開
オーガナイザー: 田中 学(九州大学)・神原 信志(岐阜大学)
プラズマプロセッシングは新規材料合成や環境問題解決のための先端基盤技術として注目されており,プラズマによるナノ粒子合成,機能性薄膜の作製,表面処理,有害物質処理に加え,水素製造を含めたエネルギー分野などの幅広い分野に応用されています。本シンポジウムでは,プラズマプロセッシングの基礎と応用に関する討論をもとに,化学工学における新たな展開を探ります。なお,学生による優秀な発表に対して,プラズマシンポジウム最優秀学生賞を贈呈します。
- ST-29 [部会横断型シンポジウム] 分離プロセス産業セッション2024
オーガナイザー: 大渡 啓介(佐賀大学)・川喜田 英孝(佐賀大学)・南雲 亮(名古屋工業大学)・宮本 学(岐阜大学)
部会シンポジウム (SY)
- SY-51 [基礎物性部会シンポジウム]
オーガナイザー: 本間 哲雄(八戸高専)・牧野 貴至(産業技術総合研究所)・藤井 達也(産業技術総合研究所)
化学プロセスや機能性材料の設計及び開発に必要となる熱力学特性、平衡物性、輸送物性、界面物性等の化学工学物性、及び関連する実験手法、実験装置、機械学習を含むデータ解析、理論モデル、シミュレーション技術等、幅広い研究や技術開発について活発な議論を行うことを目的とします。学生会員の優秀な発表には表彰を行います。
粒子・流体プロセス部会 部会サイト
- SY-52 [粒子・流体プロセス部会シンポジウム] 熱物質流体工学の最前線2024
オーガナイザー: 長津 雄一郎(東京農工大学)・日出間るり(名古屋大学)・庄司 衛太(東北大学)・増田 勇人(大阪公立大学)・貝出 絢(山口大学)・金井 由悟(福岡大学)・内橋 祐介(住友化学(株))・三角 隆太(横浜国立大学)
化学装置内で起こる熱・物質・流体の移動現象を明らかにすることは化学プロセスの設計および運転において極めて重要です。近年、高度な計測手法および数値シミュレーション技術の発展により複雑な移動現象へのアプローチが可能になってきました。本シンポジウムでは、混相流、乱流、反応流、非ニュートン流体など移動現象の諸問題を対象とし、その計測ならびに計算技術の最新成果、および複雑な移動現象の解明に寄与する研究発表を行います。また、それらを応用した化学装置およびプロセスについての研究発表も行い、熱物質流体工学の将来展望について討論を行います。なお、研究発表で使用した動画作品は粒子・流体プロセス部会動画賞の対象として応募することができます。聴衆へ研究成果を効率的に伝えるためにも動画を用いた発表を推奨します。 学生会員の全発表を対象とし,優秀な発表に対して粒子・流体プロセス部会シンポジウム賞の「プレゼンテーション賞」を贈呈します。37才未満の正会員の希望者を対象とし,優秀な発表に対して粒子・流体プロセス部会シンポジウム賞の「奨励賞」を贈呈します。
- SY-53 [粒子・流体プロセス部会シンポジウム] 気泡・液滴・微粒子分散工学2024
オーガナイザー: 島田 直樹(住友化学(株))・水田 敬(鹿児島大学)・齋藤 泰洋(九州工業大学)・金井 由悟(福岡大学)
学生会員の全発表を対象とし,優秀な発表に対して粒子・流体プロセス部会シンポジウム賞の「プレゼンテーション賞」を贈呈します。37才未満の正会員の希望者を対象とし,優秀な発表に対して粒子・流体プロセス部会シンポジウム賞の「奨励賞」を贈呈します。
- SY-54 [粒子・流体プロセス部会シンポジウム] 粉体プロセスの進展2024
オーガナイザー: 岩崎 智宏(大阪公立大学)・吉田 幹生(同志社大学)・藤本 敏行(室蘭工業大学)
粒子生成と応用,機械的分離,ナノ粒子,エアロゾルなど,粉体,微粒子のプロセスに関する広い範囲の研究発表を対象とします。
- SY-55 [粒子・流体プロセス部会シンポジウム] ミキシング技術の最前線2024
オーガナイザー: 吉川 史郎(東京工業大学)・小林 大祐(東京電機大学)
学生会員の全発表を対象とし,優秀な発表に対して粒子・流体プロセス部会シンポジウム賞の「プレゼンテーション賞」を贈呈します。37才未満の正会員の希望者を対象とし,優秀な発表に対して粒子・流体プロセス部会シンポジウム賞の「奨励賞」を贈呈します。
- SY-56 [熱工学部会シンポジウム]
オーガナイザー: 能村 貴宏(北海道大学)・山本 卓也(大阪公立大学)・埜上 洋(東北大学)・中曽 浩一(岡山大学)
伝熱,蓄熱,熱利用に関する基礎研究から応用研究,数値計算まで熱に係る研究開発の口頭発表を募集しています.熱工学部会賞の審査も行われます.部会賞エントリーの条件は発表者に直接連絡いたします.
- SY-57 [分離プロセス部会シンポジウム] (1)ポスターセッション
オーガナイザー: 山木 雄大(産業技術総合研究所)・川喜田 英孝(佐賀大学)
- SY-58 [分離プロセス部会シンポジウム] (2)固液分離プロセスの現状と展望
オーガナイザー: 田中 孝明(新潟大学)
近年,固液分離技術の利用分野は,従来の化学工業から,バイオテクノロジー, 食品,医薬など著しく拡大しており, 分離対象の粒子形体や性状は多様化し,その重要性が改めて認識されるとともに,更なる高精度・高機能化に対する期待がますます高まっています。本シンポジウムでは,固液分離プロセスに関する最新の研究・開発成果の発表や情報交換の場を提供し,関連分野の学術および技術の飛躍的な発展に繋がる契機としたいと考えます。
- SY-59 [分離プロセス部会シンポジウム] (3)吸着・イオン交換、抽出の最新動向
オーガナイザー: 大島 達也(宮崎大学)・大渡 啓介(佐賀大学)
- SY-60 [分離プロセス部会シンポジウム] (4)膜工学と膜科学の接点 〜膜開発から膜プロセス開発まで〜
オーガナイザー: 中川 敬三(神戸大学)
- SY-61 [分離プロセス部会シンポジウム] (5)蒸留プロセス・トラブルシューティング (Distillation Troubleshooting)
オーガナイザー: 若林 敏祐(東洋エンジニアリング(株))・堀 博(日本リファイン(株))・松田 圭悟(名古屋大学)
石油化学コンビナートや化成品製造において最も用いられている蒸留プロセスの分離対象系,装置構造,操作手法などは多岐にわたっていることから,多くのトラブルが存在していると言われております。トラブルに関するノウハウは,各企業において蓄積されている一方で,技術伝承されていないことも多く存在しています。本シンポジウムでは,多様な観点から蒸留プロセスに関して存在するトラブルやその解決の事例をご紹介頂き,シューティング(予防含む)について議論します。
- SY-62 [分離プロセス部会シンポジウム] (6)若手の会 ポスターセッション
オーガナイザー: 佐伯 大輔(信州大学)・吉田 誠一郎(道総研工業試験場)
分離プロセスに関係する若手研究者の交流の場として、ポスター発表を行います。
- SY-63 [反応工学部会シンポジウム] 資源・エネルギー・環境分野における反応工学の新展開(フラッシュ発表ありポスター)
オーガナイザー: 廣田 雄一朗(名古屋工業大学)・村中 陽介(京都大学)・岸田 昌浩(九州大学)・桜井 誠(東京農工大学)・河瀬 元明(京都大学)・藤墳 大裕(京都大学)・中坂 佑太(北海道大学)
- SY-64 [反応工学部会シンポジウム] 資源・エネルギー・環境分野における反応工学の新展開 (口頭発表部門)
オーガナイザー: 岸田 昌浩(九州大学)・桜井 誠(東京農工大学)・河瀬 元明(京都大学)・藤墳 大裕(京都大学)・中坂 佑太(北海道大学)
- SY-65 [反応工学部会シンポジウム] 連続生産を見据えたマイクロ化学プロセス技術(学生賞あり)
オーガナイザー: 浅野 由花子((株)日立製作所)・西山 靖浩(和歌山県工業技術センター)
石油化学分野や食品分野ですでに導入されている連続生産技術は,ファインケミカル分野や医薬品分野にも進展しようとしています。本シンポジウムでは,マイクロ化学プロセス技術を活用した連続生産を見据え,マイクロ空間の特徴を生かした各種プロセスやデバイス・システム開発,ならびに,産業界での導入事例に関する幅広い分野からの講演を募集します。また、学生が口頭発表した場合,厳正な審査により優秀者を表彰いたします。
システム ・情報・シミュレーション部会 部会サイト
- SY-66 [システム・情報・シミュレーション部会シンポジウム] プロセスシステム工学の最近の進歩
オーガナイザー: 金 尚弘(東京農工大学)・林 勇佑(東京大学)
化学プラントの設計・制御・計画・運転・診断・保全等の各場面において、ますます進む高度化・自動化・情報化に合致した、合理的な意思決定を行うためのシステマティックな方法論の開発が必要とされています。本シンポジウムは、プロセスシステム工学分野における最近の研究・技術について活発に議論することを目的とします。※本セッションはSIS部会賞の審査対象となります。
- SY-67 [システム・情報・シミュレーション部会シンポジウム] 第23回プロセスデザイン学生コンテスト
オーガナイザー: 山下 善之(東京農工大学)・関口 秀俊(東京工業大学)・渕野 哲郎(東京工業大学)・武田 和宏(静岡大学)・木村 直樹(帝京大学)・鈴木 剛(元東洋エンジニアリング)・木村 勉((株)オメガシミュレーション)
化学工学を学ぶ学生を対象とした,プロセス設計を競うコンテストです.優秀な発表は表彰しますので,ふるって応募ください.コンテストの詳細は,コンテストのホームページ(
https://scejcontest.jp/)をご覧ください.また,申込も,同ホームページから行ってください.応募締切は8月初旬頃を予定しています.
- SY-68 [バイオ部会シンポジウム] 生物化学工学の新潮流2024(フラッシュ発表ありポスター)
オーガナイザー: 岡野 憲司(関西大学)・二井手 哲平(大阪大学)・西川 昌輝(東京大学)・平川 秀彦(筑波大学)
- SY-69 [バイオ部会シンポジウム] 次世代バイオ分離プロセス:抗体医薬から遺伝子・細胞治療用ベクターまで
オーガナイザー: 山本 修一(山口大学)
抗体医薬や遺伝子細胞治療用ベクターの精製プロセスの効率化のための新しい方法や分離剤、またモデルシミュレーションについて議論します。
- SY-70 [バイオ部会シンポジウム] 食品化学工学の新展開 〜学際連携と食品科学技術の深化〜
オーガナイザー: 清水 直人(北海道大学)・喜田 直孝(富士食品工業(株))
- SY-71 [バイオ部会シンポジウム] 未来の医療・創薬に向けた次世代細胞・組織培養の関連技術
オーガナイザー: 山平 真也(大阪大学)・堀口 一樹(大阪大学)・秋山 裕和(名古屋大学)
本来の生体機能や病態に近いモデルを提供するiPS細胞、初代培養細胞、オルガノイドなどや、それらを医療用に改変した細胞医薬等を用いた研究は、未来の医療や創薬に大きく貢献することが期待されています。本シンポジウムでは、このような先進的な細胞や組織を用いた研究、これらを有効利用するための培養技術やシミュレーションなどの、化学工学的アプローチに関する研究を広く募集し、知見の共有と議論を深めます。
- SY-72 [バイオ部会シンポジウム] 情報技術を活用した化学工学分野における生物研究
オーガナイザー: 清水 浩(大阪大学)
情報技術は生物研究を推進するための重要な要素となっています。本シンポジウムでは、化学工学分野における生物研究について、情報学的要素を含む研究講演を幅広く受け付けます。今後の化学工学分野における生物研究をさらに発展させるため議論を深めたいと思います。
- SY-73 [超臨界流体部会シンポジウム] 超臨界流体利用技術の最新動向
オーガナイザー: 岡島 いづみ(静岡大学)・秋月 信(東京大学)・川﨑 慎一朗(産業技術総合研究所)・林 瑠美子(名古屋大学)・後藤 敏晴(マクセル(株))
本シンポジウムでは、亜臨界・超臨界流体の物性などの基礎から、亜臨界・超臨界流体の環境、エネルギー、材料分野等への応用まで、幅広い視点での最新の研究成果について活発に議論することを目的としています。なお、学生による優秀な発表には賞を授与します。
- SY-74 [エネルギー部会シンポジウム] 熱利用シンポジウム
オーガナイザー: 大坂 侑吾(金沢大学)・劉 醇一(千葉大学)・江崎 丈裕(九州大学)
蓄熱・ヒートポンプ・熱輸送・熱駆動分離操作等の熱利用技術を中心に、今後の低環境・エネルギーシステムを支える基盤技術から応用例まで、幅広く講演を募集します。
- SY-75 [エネルギー部会シンポジウム] 電気化学による物質・エネルギーの「変換・貯蔵・利用」 (ポスター)
オーガナイザー: 井上 元(九州大学)・辻口 拓也(金沢大学)・福長 博(信州大学)・田巻 孝敬(鹿児島大学)・多田 昌平(北海道大学)・金 尚弘(東京農工大学)
本シンポジウムでは、電気化学反応を中心に各種エネルギー変換・貯蔵・利用技術(電解合成、電解析出、電気分解、燃料電池、二次電池、太陽電池, フロー電池等)に関する講演をナノスケール材料からシステムまで広く募集します。学生賞向けのポスター賞選考も行います。なお、その審査申込について「発表1件につき審査可能な教員を1名推薦いただき、この推薦される教員は発表2件分まで可」といたします。秋季大会講演申し込み後に、代表者の方に回答フォームをご連絡いたします。
- SY-76 [安全部会シンポジウム] スマートファクトリーと安全
オーガナイザー: 橋本 芳宏(名古屋工業大学)・綱島 宏(JFEエンジニアリング(株))・南川 忠男(南川行動特性研究会)
DX,IoT,ロボットや生成AIなどファクトリーのスマートを支える技術が急速に進展していますが、そこには、新たな安全の脅威も生まれています。そして、高圧ガス保安法の改定で、サイバーセキュリティへの取り組みも義務化されました。安全部会が取り組むべき課題も広がっていると感じています。そこで、化学工学会安全部会では、「スマートファクトリーと安全」というテーマのシンポジウムを設定しました。プラントの安全に関わるさまざまな取り組みを共有し、今後の進展を一緒に考える機会になることを期待しています。みなさまからの投稿をお待ちしています。
エレクトロニクス部会 部会サイト
- SY-77 [エレクトロニクス部会シンポジウム] エレクトロニクス材料とプロセス技術
オーガナイザー: 羽深 等(横浜国立大学)・齊藤 丈靖(大阪公立大学)・岩本 猛(三菱電機(株))
エレクトロニクス材料とプロセス技術に関わる研究・開発の講演を公募します。めっき、電池材料、結晶、高分子を始め様々な材料とプロセスがエレクトロ二クスには不可欠です。幅広い分野に亘るエレクトロ二クス材料と、その使い方に関わる講演を募集いたします。
- SY-78 [材料・界面部会シンポジウム] 材料・界面討論会 〜革新的な材料創出と界面研究の新展開〜(ポスター発表部門)
オーガナイザー: 山本 大吾(同志社大学)・石飛 宏和(明治大学)・山中 真也(室蘭工業大学)・荻 崇(広島大学)
- SY-79 [材料・界面部会シンポジウム] 材料・界面討論会 〜革新的な材料創出と界面研究の新展開〜(口頭発表部門)
オーガナイザー: 山本 大吾(同志社大学)・石飛 宏和(明治大学)・山中 真也(室蘭工業大学)・荻 崇(広島大学)
なお、本シンポジウムは口頭発表12分+討論7分で行います。
- SY-80 [材料・界面部会シンポジウム] 最近の工業晶析関連技術
オーガナイザー: 前田 光治(兵庫県立大学)・三木 秀雄(カツラギ工業(株))
工業晶析は物質生産プロセスの基盤技術であり,負荷の小さい精製技術として多くの分野で利用されているが,取り扱う物質によりその結晶性状が異なるため多様な晶析操作手法の検討が必要になります.そのため,要望される品質の結晶を生産するためには,適切なスケール,かつ適切な方法で晶析実験を行い,得られた結晶の品質が検討されなければなりません.そこで,今回,最近注目されている物質に関する工業晶析技術について,シンポジウムを企画しました.
なお、本シンポジウムは口頭発表12分+討論7分で行います。
- SY-81 [材料・界面部会シンポジウム] ソフトマターと機能性微粒子が創る工学
オーガナイザー: 山本 徹也(名古屋大学)・田口 佳成(新潟大学)
本シンポジウムはソフトマター工学分科会と機能性微粒子分科会の合同シンポジウムです。高分子,生体材料などのやわらかい材料,微粒子の機能性,構造,化学・物理的特性,計測法について議論します。
なお、本シンポジウムは口頭発表12分+討論7分で行います。
- SY-82 [環境部会シンポジウム]
オーガナイザー: 黒沢 厚志(エネルギー総合工学研究所)・酒井 裕司(工学院大学)・下ヶ橋 雅樹(叡啓大学)・尾形 剛志(産業技術総合研究所)
本シンポジウムでは、化学工学的手法を用いた環境保全や持続可能性向上に関する研究・技術開発いての発表を広く募集します。地球環境、水環境、リサイクル、環境システムなどを対象として、汚染防止技術、再生・修復技術、再資源化技術、バイオマス利活用技術、地球環境対策技術などの環境関連技術の開発や,マテリアルフロー解析などの環境解析に関する研究他、様々な視点での発表・討論を通じ、関連技術の発展に資することを目指します。
- SY-83 [環境部会シンポジウム] 環境分野における国際エンジニアの役割
オーガナイザー: 森山 亮(エネルギー総合工学研究所)・黒沢 厚志(エネルギー総合工学研究所)
今後の持続可能な社会の実現に対し、技術者は変わらず必要不可欠な存在です。技術者がより優れた人材を引き付け、高度な教育を通じて能力を開花させていくために、技術者資格やその継続教育は有効です。本セッションでは、プロフェッショナルエンジニア(米国)、チャータードエンジニア(英国)、技術士(日本)等、国内外のエンジニア資格についての解説やエンジニアが環境分野における役割について、その展望を語ります。
- SY-84 [環境部会シンポジウム] 微生物を用いた炭素循環による有用脂質の生産と食料生産への応用
オーガナイザー: 中井 智司(広島大学)・末永 俊和(広島大学)
本シンポジウムでは、有用な脂質を生産する従属栄養微生物の未利用資源を用いた培養とその培養産物の食料生産への応用に関する研究の事例について紹介します。
- SY-85 [化学装置材料部会シンポジウム]
オーガナイザー: 三友 信夫(日本大学)・酒井 哲也(日本大学)・クルニアワン ウィナルト(秋田高専)
産業インフラを支える化学装置を長期に安定的に運転するために、装置材料の性能向上や評価、装置の維持管理などに関する検討が必要不可欠です。本シンポジウムでは、そのような化学装置材料の信頼性向上に関する研究・技術開発の発表を幅広く募集します。
化学工学会第55回秋季大会実行委員会
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